ホワイトカラーからブルーカラーに転職してみた話【体験談】

ブルーカラーへの転職
ブルーカラーへの転職
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総合職(ホワイトカラー)からブルーカラーへ転職しようか迷っている方へ。

私は、大学を卒業してから総合職として5年ほど働き、その後ブルーカラーに転職して3年ほど経過しました。

現時点では良かったと思っています。

理由は、精神的に10倍以上楽になったからです。

以前は休日に何をしていても仕事の事が気になって、趣味も楽しめませんでした。

今では、会社へ行くハードルがかなり下がり、学生時代のアルバイトみたいな感覚で出社しています。

仕事も難しくはなく、(真面目に訓練を受ければ)誰にでもこなすことが出来ます。

仕事終わりや、休日には趣味も楽しめています。

やはり、1日完結型というのが一番大きなメリットですね。

その他、感じた点を語っていきたいと思います。

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1.やる事が明確

ブルーカラーの仕事は、その日にやることが明確です。

手順が全て決まっています。

自分なりの工夫は一切しません。むしろ、してはいけません。

勝手に手順の変更や削除をすると、ミスや事故、人命に関わる事態になってしまいます。

逆を言えば、体調の良し悪しや、仕事に対するモチベーションに関わらず常に同じクオリティの結果を出し続けるのがブルーカラーの使命だと感じています。

対して、総合職は、自分でスケジュールを組まなければなりません。

もちろん、大きな枠の中ではやる事が明確なのですが、その中には数十から数百の手順を踏まなければならない訳ですよね。

なおかつ、部署や会社を飛び越えて様々な人と調整しなければなりません。

まぁこの調整が総合職の仕事なんですけどね。

総合職というより、調整職だと思った(し苦手です)のが私が転職した理由の一つです。

2.イレギュラーが殆どない

ブルーカラーはイレギュラーが殆どありません。

あったとしても、管理者に指示を仰ぐのみです。

それも手順に含まれていますから。

せいぜい、帰るのが少し遅くなるくらいですね。

逆に、以前の私の仕事の総合職では、トラブル時の対処指示を行う事がありました。

指示を終えた後は、上司への報告です。もちろん、改善策が必須です。

改善策の中身も、自分で実施する事ならまだいいですが、現場の手順が増える改善策だと、実際に現場ではたらく人に説明しなければなりませんし、文句だって言われます。

やった事がない仕事って、とても疲れます。

3.電話がならない

会社を出てしまえば自由の世界です。

私が総合職で働いていたときは、耐えず携帯電話が振動しているような錯覚に陥ってました。

4.メールが来ない

メールどころか、パソコン自体触れません。

目が疲れないのは良いですね。

総合職時代は週に1回は必ず頭痛になっていましたから。

5.休んでも仕事が滞らない

私の現在の職場は、仕事を休んでしまっても、誰かが代わりにその仕事を行ってくれます。

代わりはいくらでもいるという事です。

逆に、急に残業や休日出勤を頼まれる事もありますが、持ちつ持たれつの気持ちは忘れないようにしています。

6.給料は増えた

私は現在年収450万程度頂いています。

10年後に600万円程度までは上がる予定です。

入社前にモデル年収は確認しましたし、入社後に先輩にも確認しました。

前職は業績が悪くボーナスが微々たるものでしたので年収400万円未満でした。

7.生涯賃金は下がる見通し

私の場合、ブルーカラーへの転職によって生涯賃金は下がる見通しです。

なんだかんだで前職の定年間際の部長は年収800万円くらいは稼いでました。

今はブルーカラーの現職の方が年収が高いですが、歳を重ねるにつれて、総合職の方が年収は高くなります。

40歳くらいから徐々に差が付いていくイメージだと想像します。

そのうち試算もしたいと思っています。

8.まとめ

唯一無二のデメリットは生涯賃金が下がりそうな事です。

もし、これがなければブルーカラーに転職しない理由がないと思っています。

私は将来お金で後悔しないために、米国株を中心に資産運用しています。

独身実家暮らしのうちに、より多くのお金を投資する事により、デメリットを帳消しに出来ると考えています。

あとは、心身共にゆとりが生まれたので、こうしてブログを書いて小銭稼ぎをしている訳です。

今はまだ月にエナジードリンク代くらいですが、頑張っていきます。

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

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神奈川夫婦のなんでもないブログ