イオンの株主優待である、オーナーズカードのキャッシュバック返金引換証が届きました!
1.イオンの株主優待キャッシュバックの概要
この記事をご覧下さっている方はご存知の方が多いと思いますが年の為にさらっと概要を書いておきます。
イオンの株主優待のひとつにキャッシュバック制度があります。
100株所持しているとイオン系列での購入金額の3%が現金として受け取れる制度です。
イオン系列なので、ダイエー、まいばすけっと、ジーフット(靴屋さんのASBEE)も対象です。
イオン本体がなくても、各地域のイオン系のスーパーマーケットも対象です。
イオンスーパーセンター、マックスバリュ(エクスプレス)、フードセンター、ザ・ビッグ(エクスプレス)、ピーコックストア、KOHYO、マルナカ、ホームワイドなど
実際の生活の中でイオン系列のスーパーを利用されている方ならば、おススメの優待株です。
2.キャッシュバックは半年に一度
キャッシュバックは、半年ごとに行われます。
配当金も半年ごとに支払われますので同じですね。
今回は、3月1日~8月31日までの購入分についての書類が届きました。
郵便で届いたのが10月16日頃でした。
店頭での返金取り扱い期間は、10月21日~12月20日まで。
約2か月間です。
2か月を過ぎてしまった場合、返金証をイオンに郵送すると、振り込みをしてもらえます。
振込先は株主本人名義の口座にのみ可能のようです。
しかし、郵送料金が掛かってしまうので店頭で引き換えるほうがお得ですね。
3.まいばすけっとでも引き換えしてほしい
まいばすけっとでも引き換えをして欲しいと思いました。
まいばすけっとはキャッシュバック対象でありながら、実際のキャッシュバックは行っていないのです。
わざわざキャッシュバックの為に、生活圏外のイオンに行くのは面倒です。
10分くらい歩けば行けるのですが、できれば買い物ついでにキャッシュバックをしてみたいものです。
4.キャッシュバック金額は428円でした
今期のキャッシュバック金額は428円でした。
購入金額は13833円でした。
13833×0.03=414.99円
引換証は428円なので15円も多くなってます。
どうやら半年の合計購入金額の3%がキャッシュバックの金額にはならないようです。
1回の会計(レシート)毎にキャッシュバック金額が確定し、その1回1回のキャッシュバック金額を合計して半期のキャッシュバック金額が算出されるようです。
明細書を確認してみたところ、少数はほとんど繰り上がってました。
購入金額194円 5.82→6円(繰り上げ)
購入金額590円 17.7→18円(繰り上げ)
購入金額820円 24.6→25円(繰り上げ)
購入金額210円 6.3→7円(繰り上げ)
購入金額235円 7.05円→7円(端数カット)
購入金額904円 27.12円→28円(繰り上げ)
四捨五入どころか、端数が0.12円あれば1円としてカウントしてもらえてました。
推測ですが、おそらく端数が0.1円以上は1円になると思われます。
5.キャッシュバック対象はいくらまで?
半年で最大100万円購入分までがキャッシュバックの対象となります。
この場合、1年のキャッシュバック金額は最大6万円となります。(2,000,000円×3%=6万円)
私は17万円で100株を購入しました。
理論上の利回り(配当金を除く)は、最大35%となります。理論値ですが、とんでもなく高い数値です。
もう少し現実的に考えてみます。
現在は株価が約25万円です。
イオンで年間100万円の買い物をすると、3万円がキャッシュバックされます。
25万円の投資に対して、3万円のリターンがあると考えると、利回りは8.3%となります。
現実的に期待できるのはこれくらいですが、投資としては高い利回りです。優秀です。
私は高配当の米国株を中心に資産運用を行っております。
アラサー実家暮らしが米国株で資産運用してみた記録2018年9月
高配当と言われている米国株でも、永続的な配当が期待できる銘柄ですと利回りは3~5%が殆どです。10%近い配当を出す企業はワケアリな企業です。
それを考えると安定して8%した利回りが期待できるイオン株は優秀ではないでしょうか。
イオンは私が唯一(実は2銘柄ですが)持っている日本株です。
6.100株保有が一番お得
多くの投資家がイオンを100株しか保有しない理由は、実質の利回りが最大になる為です。
イオンのキャッシュバックは株数に応じてキャッシュバックの利率が変わります。
100~499株 3%
500~999株 4%
1000~2999株 5%
3000~ 7%
この数字だけみると、キャッシュバック利率が高いほうがお得に思えます。
しかし、実際の年間利回りを計算してみると100株保有が一番高い利回りになります。
100株保有が最大25.36%に対して、3000株保有は最大3.2%にしかなりません。
(株価2,500円で計算の場合)
つまり、200株以上買える資金があっても、利回りのみを考慮するのであれば、イオン株への追加投資は行うべきではありません。
その資金で、米国株の高配当株でも買った方が金融資産全体としての利回りは高くなります。
(関連記事)
イオンの株主優待のキャッシュバックはどれだけ買えば良いのか米国株と比較してみた
参考までに、計算式を以下に記載しておきます。
100株保有(投資金額250,000円)の場合
配当金3,400円(34円×100株)
キャッシュバック6万円(2,000,000円×3%)
実質利回り25.36%(63,400円÷250,000円=0.2536)
3000株保有(投資金額7,500,000円)の場合
配当金102,000円(34円×3000株)
キャッシュバック14万円(2,000,000円×7%)
実質利回り3.22%(242,000円÷7,500,000円=0.0322)
7.参考サイト
イオン株主優待制度(https://www.aeon.info/ir/stock/benefit)